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兼業主婦・おまけにリウマチ君を養っているぴいの出来事を色々


by kaoutopyon

私~リウマチ生活どっぷり

毎日がトンネルか、穴倉の中にいるようなものでした。
毎日日曜日と言うのは、とてもゆっくりできるのですが、それだけ余計なことを
考える時間が出来てしまったんですね。
Drの勧められるまま、仕事を休職してはみたものの、よく考えたら、何もすることがない。
考える事と言えば

「何でこんな事になったのか」…「何か悪いことしたのかな」
「私って役立たず・・・」
「生きてる意味があるのかしら?」

ほんとに、なんて後ろ向きなんでしょう。
今考えると、少しずつでも何かをやっていればこんなに落ち込まずにすんだのかも
とも思いますが、多分このどっぷり不幸な気分に落ちてしまう時期は必要だったかも
しれません。
とことん落ちたら、後は這い上がっていくしかないのですから。

もう、誰の言う事も聞き入れられません。
皆さん親切心で、いろんなものを勧めてくださいました。
でも、私と言う相手が悪かった。
一応、まがりなりにも医学を学んでいた為、科学的に証明できないものは
とにかく信用できない。だいたい「信じるものは救われる」とはよく言ったもので
信用していないものをどれだけやっても(食べても・飲んでも)効果なし。
しまいには、人間不信。

朝、だんなを送り出すのが出来ず、布団から「行ってらっしゃい」
昼間薬が何とか効いている時間にできることはやってみるものの、夕方には
疲れてまた寝ているので、布団の中で「お帰りなさい」
だんなにしてみれば、一日動いてないように見えるらしく、元気な私しか
知らないので、かなりショックだったかもしれません。でも、同業者でもあり
特に励ますでもなく、叱られるわけでもなく、うまく両親からの風をさえぎって
くれていたかもしれません。ありがたやー。
(後から聞いた話によると、義母は「私の老後はどうなる?」と言ったそうです)

結局、薬はリマチル・オークル・リドーラ・等の抗リウマチ薬を服用するも
悪化の一方で、当時はまだリウマトレックスは認可されておらず、とりあえず
ADLの向上、痛みを抑えること、また妊娠を希望していた事もあり(結構無謀)
プレドニンを10mgを飲み始めました。
そのおかげか、はたまた、行き着くところまで行って落ち着いたのか、
徐々に症状が落ち着き、気持ちもどん底から少しずつ這い上がってきたのでした。

時を同じくして、リウマチ友の会に入り、自分よりももっとひどい人がいることに
気づき、またネットも始め、大切な出会いがいくつかありました。
多分、同じような仲間がいる、一人じゃないと思えたことも、大切な治療の役目を
果たしてくれたのだと思います。
by kaoutopyon | 2004-10-20 13:03 | 私ーリウマチになって