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兼業主婦・おまけにリウマチ君を養っているぴいの出来事を色々


by kaoutopyon

実習生

先月から勤務先のデイサービスに実習生が来ていました。(昨日でやっと終了)
作業療法士の専門校の1年生です。
ちょうど、私の半分の年齢の学生が多かったのですが、世代のギャップを
感じずにはいられません。

朝、体操の前になつかしの唱歌や歌謡曲を歌うのですが、これなら知っているだろうと
春にちなんだ「早春賦」や「春の小川」「花」といった唱歌を
「知りません」
「習ってません」
次から次に来る学生さんほとんどに知らないといわれ・・・・・!ショック。
日本にこんなにもいい歌があるのに、知らんのか?
一体、学校で何の歌を習ってるの??
・・・そういえば、ウトピンたちも日本の民謡は習わないのに、この前エクアドルとかの
民謡習ってたし、中国の遊び歌習ってきたなー・・・・

私達でも聞いたことくらいはある「隣組」や「お富さん」といった歌はさっぱり。
「専門学校で、りんごの歌と青い山脈は習ってきました」
・・・そうなんですね。知らないんだね。

そんな話を家でしていたら、夫に
「最近の若い子に、ダイヤル式の電話のかけ方聞いてみ。回さずに、穴を押すから」
と言われました。そうなのね。
ちなみに、ウトピンたちは、学校の授業で昔使っていた道具を調べていて、先日
博物館に行ってきました。もちろん、手回し洗濯機などと言う、私達が
知らない物も見て来ていますが、私達が子供の頃に使っていたようなものも
「昔の道具」にはいっていたりするので、ちょっと寂しい気分になりました。
ウトピンに、ダイヤル式の電話の使い方を聞いたら
「しっとるよー。赤ちゃんのときのおもちゃにあったもん」
・・・・ああそうだっけ。それに、この前、話したばっかりだったもんね。

世代間ギャップは、ほんの数十年で大きなものになりますね。
その辺り、十分理解していないと、高齢者の介護はできないかも。
学生さんたちの「カタカナ言葉」は、お年寄りには通じません。
数年後、働き始めるまでにちょこっとは学んで(と言うより、感じて)おいて欲しいことの
ひとつです。
by kaoutopyon | 2007-03-15 01:26 | 何気ない日常